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イタリアで日本文学を学び、日本で博士号を取得した著者の語るイタリアよもやま話。日本で語られることの少ないイタリア人の日常感覚を紹介しています。
巻末に、東京でエスプレッソの飲める39店舗(及びミラノの1店舗)を5点満点で採点してコメントを添えた「エスプレッソチェック」が掲載されています。
本編にはエスプレッソとバールにまつわるエピソードが一つずつ出てきますが、他のイタリア本と比べて決して多くはありません。巻末の「エスプレッソチェック」に惹かれて購入した人は、一瞬、出版社の商法に乗せられたのかと不安に思うかもしれません。
しかし、他人の主観的な採点というものは、その人の価値観や考え方を理解しなければ参考にできません。本編を通して著者の語る「ほんとのイタリア」を理解してはじめて、採点とコメントの真意を理解し楽しむことができます。チェーン店の評価についても日本人が抱きがちな先入観とは異なる評価も多く、著者の考える「ほんとのイタリアのエスプレッソ」が見えてくる気がします。
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