●主要機種の一覧(デロンギ:Delonghi)
本社はイタリア。ウェブサイトには英語版もあります。
(http://www.delonghi.it/delonghi/english/menu.html)
日本法人もありますが、ウェブサイトはアフターサービス専用です。
(http://www.de-longhi.co.jp/)
家庭用エスプレッソ・マシンには、小型機(タンク容量1.0リットル)、中型機(1.3リットル)、大型機(2.0リットル)があり、いずれもポンプは最大15気圧(抽出時9気圧)ですが、ミルク泡立て方法や、抽出機構とスチーム機構の関係(共通か分離か)などで大きな違いが見られます。
ミルク泡立て方法については、大半の機種には「カプチーノ・システム」という、蒸気ノズルに装着して泡立てを容易にする器具(大型機には改良型の「新カプチーノ・システム」)が付属しており、一部機種には「IFDシステム」というミルク自動泡立て機構が付属しています。小型機の一部(トレヴィソ及びファチーレ)を除き、スチーム量の調節が可能です。
どの機種もタンクの水を丸ごと沸かすのではなく使う分だけ加熱しつつ送り込む方式なので、抽出準備時間がほとんどかかりません。一部機種はエスプレッソ抽出用とミルク泡立て用のボイラーあるいはポンプを別個に備えて別個に温度管理を行っており、抽出とミルク泡立てを同時に行うことができます。
一部機種は「Easy Serving Espresso」という名称でコーヒーポッドに対応しています。
小型機(1.0リットル)のうち、Bar14「カフェ・トレヴィソ」Bar20P「エスプレッソ・ファシーレ」及び「EC-190」「EC-200」は、手動泡立てノズルに「カプチーノ・システム」が付属しています(スチーム量の調節はできません)。「ファシーレ」及び「EC-200」はコーヒーポッドにも対応しています。
Bar50「カフェ・ボヘーム」及びBar51「カフェ・カルメン」は「2ボイラー・システム」及び「IFDシステム」を採用しており、エスプレッソ抽出と自動ミルク泡立てを同時に行うことができます。「カルメン」はコーヒーポッドにも対応しています。
中型機(1.3リットル)のうち、BarM200「カプチーノ・ノンストップ」は、「2ポンプ・システム」及び「IFDシステム」を採用しており、エスプレッソ抽出と自動ミルク泡立てを同時に行うことができます。また、コーヒーポッドにも対応しています。
BarM290「エスプレッソ・シルバー」及びBarM390「エスプレッソ・エリート」は、手動泡立てノズルに「カプチーノ・システム」が付属しています。マシンの上部にはカップを置いて温められるようになっています。「エリート」はコーヒーポッドにも対応しており、圧力計が付属しています。
なお、BAR39「カフェ・グランデ」は製造中止となっており、BarM390「エスプレッソ・エリート」が後継機種です。
大型機(2.0リットル)のBar40「カフェ・ノルマ − トスカ」及びBar41「カフェ・ノルマ」は手動泡立てノズルに「新カプチーノ・システム」が付属しています。Bar41「カフェ・ノルマ」はコーヒーポッドにも対応しています。
日本国内では、小型機のBar14「カフェ・トレヴィソ」及びBar20P「エスプレッソ・ファシーレ」、中型機のBarM200「カプチーノ・ノンストップ」をよく見かけます。販路によるオプションの違いはないようです。
Bar14とBar20Pはコーヒーポッドに対応しているか否かの違いです。両者は外観が紛らわしいため、最近はBar20Pの正面パネル及びトレイの色をシルバーからゴールドにしたバージョン(Bar20PRG)が主に販売されていますが、性能は同じです。Bar20Pと称してBar20PRGを販売しても誤りではありませんので、色の違いを気にする人は購入時に確認して下さい。
分類 (容量) |
型番 |
名称 |
ミルク泡立て |
ポッド 対応 |
その他 |
基本性能 |
| カプ |
IFD |
調節 |
| 小型機(1.0L) |
Bar14 |
カフェ・トレヴィソ |
○ | × | × | × | パネル銀色 |
●ポンプ最大15気圧(抽出時9気圧)
●ミルク泡立てノズル
|
| Bar20P |
エスプレッソ・ファシーレ
| ○
| ×
| ×
| ○
| パネル銀色 | | Bar20PRG | パネル金色 | | Bar50 | カフェ・ボヘーム | × | ○ | ○ | × | 2ボイラー |
| Bar51 | カフェ・カルメン | × | ○ | ○ | ○ | 2ボイラー |
| EC190 | (型番のみ) | ○ | × | × | × | |
| EC200 | (型番のみ) | ○ | × | × | ○ | |
中型機(1.3L)
| BarM200 | カプチーノ・ノンストップ | × | ○ | ○ | ○ | 2ポンプ | | BarM290 | エスプレッソ・シルバー | ○ | × | ○ | × | | | BarM390 | エスプレッソ・エリート | ○ | × | ○ | ○ | 圧力計 | | BAR39 | カフェ・グランデ | --- | --- | --- | --- | 製造中止 | | 大型機(2.0L) | Bar40 | カフェ・ノルマ − トスカ | ◎ | × | ○ | × | | | Bar41 | カフェ・ノルマ | ◎ | × | ○ | ○ | |
(追記)3ウェイコーヒーメーカーについて
デロンギは、DC300「コーヒー・カプチーノ」を「3ウェイコーヒーメーカー」という名称で販売しています。デロンギはこのマシンで、普通のフィルターコーヒーと「イタリアンコーヒー」とミルクの泡立てが出来ると説明しています。但し、ここで言う「イタリアンコーヒー」というのはフィルターコーヒーの抽出部分に豆を多めに入れてお湯を少なめに出すことによって濃厚なフィルターコーヒーを作るものであり、エスプレッソではありません。真ん中に赤いレバーがありますが、これはカップに抽出する場合とカラフェに抽出する場合で抽出位置を変えるものであり、レバー操作で圧力がかかる訳ではありません。エスプレッソマシンとフィルターコーヒーメーカーの一体型マシンをお探しの方は混同しないように注意して下さい。
もちろん、ポンプ式エスプレッソマシンの騒音が嫌な方や、普通のコーヒー用の豆とエスプレッソ用の豆を別に買ったり挽いたりするのが面倒だという人が、ミルクと合わせたドリンクを気軽に楽しむには良い選択肢の一つであり、コーヒーの楽しみ方として決して邪道な訳ではありません。
| 型番 | 名称 | フィルターコーヒー | エスプレッソ 又は イタリアンコーヒー | ミルク泡立て |
| DC 300 |
コーヒー・カプチーノ |
最大10杯 ゴールデンフィルター |
最大4杯 イタリアンコーヒー |
自動泡立て |
DC 300 DIGIT |
コーヒー・カプチーノ (液晶表示版) |
最大10杯 ゴールデンフィルター |
最大4杯 イタリアンコーヒー |
自動泡立て |
| BCO 70 |
カフェ・ナブッコ |
最大10杯 |
最大4杯 イタリアンコーヒー |
泡立てノズル |
| BCO 90 |
カフェ・オテロ |
最大10杯 |
最大4杯 イタリアンコーヒー |
自動泡立て |
| BCO 250 |
カフェ・コルチナ |
ゴールデンフィルター |
ポンプ式エスプレッソ クレマ増強フィルター |
泡立てノズル |
|