13.スターバックスの業務用グラインダー(リオ)
| 店員さんにお願いして、豆の挽き売り業務用グラインダーではなく、実際にスターバックスでエスプレッソの抽出に用いているリオ製の業務用グラインダーを使って、豆を挽き売りしてもらいました。他の条件は同じなので堂々の正式出品です。 |
スターバックスの業務用グラインダー(リオ)(業務用の設定)
以前に参考出品された、ラマゾッコの業務用グラインダーや、デロンギ「KG-100」の一番細かい設定と、ほぼ同様(厳密に言えば両者の間)という結果がでました。マキネスティもスターバックスもラマゾッコの業務用マシンを使っていますが、ほぼ同じ挽き具合になっているのが興味深いです(同じ店でも毎日の微調整で若干の違いが生じるものなので、この程度の違いは「ほぼ同じ」と言ってよいでしょう)。逆に言えば、家庭用マシンにこれ以上の細挽きを求める必要はないとも言えるでしょう。
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| 京都市の「PAL」で使用しているWEGA(イタリアのメーカー)社製の業務用グラインダーで挽いた豆の提供がありました。今回のグラインダー比較企画で標準としている条件とは異なる点がある(PALで使用している豆をWEGAの業務用マシン用に挽いている)ので、参考出品として掲載します。 |
<参考> WEGAの業務用グラインダー(業務用の設定)
ラマゾッコやリオの業務用のグラインダーの業務用設定よりは全体的にやや粗めですが、それでも一連の業務用マシンと相通じる挽き具合になっています。微粉も少ない方です。
PALで使用している豆は今回の実験に使用しているスタバのエスプレッソローストよりも浅煎りです。生豆の種類にもよりますが、一般的にコーヒー豆は深煎りにするほど衝撃に脆くなる、つまり細挽きになりやすくなるので、もしこのグラインダーでスタバの豆を挽いていたら、結果の違いはより小さなものになっていたのかもしれません。
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| ブリエルのグラインダーは、静電気を帯びやすい、ポンプ式マシンに使うには十分に細かく挽けないという評判もあります。あるいは、一番細かい設定だと使えるがその他の設定では粗すぎるので試行錯誤ができないという評判もあります。実際はどうなのか、調べてみました。 |
ブリエル「MEC-5009J」(一番粗い設定)
ブリエル「MEC-5009J」(一番細かい設定)
ブラウン「KMM-30」(一番細かい設定)
今回の企画で一番の番狂わせがありました。価格的に同クラスのライバル機?であるブラウン「KMM-30」よりも劣るのかと思いきや、一番細かい設定ではブラウンをはるかに凌駕し、むしろ業務用グラインダーのレベルにあるという結果が出ました。
強いて理由を考えれば、このブリエル「MEC-5009J」は一番粗い設定も相当に粗く、粗挽きと細挽きの幅が非常に大きな割には、挽き具合の調節つまみが比較的小さいため、挽き具合の微調整が難しいです。したがって、一番細かい設定が合うマシンを使っていると「一番細かい設定以外では駄目」という評価につながり、それ以外の設定が合うマシンを使っていると、なかなか適度な細かさに設定できず、その他の使い勝手と併せて「このマシンでは駄目だ」という評価につながったのかもしれません。この辺については、今後もフォローしていきたいと思います。
(追記) その後、別の方より「このグラインダーを買ってみたが、やはりエスプレッソマシンには粗すぎるようだ」というメールをいただきました。そこで、この方の挽いた粉を計測してみると、全く異なる結果が出ました。確かにこれではエスプレッソには不向きです。
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<参考出品> ブリエル「MEC-5009J」(一番細かい設定)
使用している豆が規定の豆とは異なり、また粉の量がやや少なかったため、参考出品扱いですが、しかし豆の違いや計測上の誤差はせいぜい2〜3%であり、この大きな違いは説明出来ません。ただ、測定結果を詳細に観察すると、「細挽き」より「極細挽き」の方が多く「微粉」も比較的多いというブリエル「MEC-5009J」の特徴は共通しています。
これがこの特定の一台の組み立てミスなのか、他の原因なのか、更に検討・情報収集の上、また追記します。
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16.その他の主要な家庭用・業務用グラインダーは?
引き続き4ページ目をご覧下さい。安価な臼歯式ミルとして知られているメリタ「パーフェクトタッチ2」及びカリタ「セラミックミル C-90」のデータを追加し、全機種の結果一覧を掲載しています。
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