6.デロンギ「KG-100」
| デロンギの家庭用グラインダー「KG-100」は同等品が「スターバックス・バリスタ」ブランドで販売されています。ソリス社のOEMでソリス「マエストロ」の兄弟機です。エスプレッソ用にも全く問題ない細挽きができると定評があります。一番粗い設定と一番細かい設定で挽き比べてみました。 |
デロンギ「KG-100」(一番粗い設定)
デロンギ「KG-100」(一番細かい設定)
かなりダイナミックな結果が出ました。粗挽きは相当に粗く、ペーパーフィルター等のドリップ式にも十分対応できます。その一方で、細挽きは十分に細かく、スターバックスの3番より細かいのはもちろん、ブラウン「KMM-30」の一番細かい設定よりも細挽きです。仮に速度や耐久性で業務用グラインダーにかなわないとしても、細かさだけに着目すれば業務用グラインダーにも決してひけをとらない性能です。
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| 東麻布の「マキネスティ」で使用しているラマゾッコ社製の業務用グラインダーで挽いた豆の提供がありました。今回のグラインダー比較企画で標準としている条件とは異なる点がある(エスプレッソ・ビバーチェの豆をラマゾッコの業務用マシン用に挽いている)ので、参考出品として掲載します。 |
<参考> ラマゾッコの業務用グラインダー(業務用の設定)
さすがに業務用のグラインダー、粗挽きの粒子が含まれていないのはもちろん、グラフからは分かりませんが、中挽きの粒子においても比較的粗い粒子は見当たりませんでした。
スターバックスの業務用のグラインダーと比較してみると、細かさが全く違うことに気付きます。ここで言う「スターバックスの業務用のグラインダー」は家庭での使用を前提に挽き売りをするためのグラインダーなので、実際にスターバックスが店頭で抽出に使用しているグラインダーの設定は全く別物(おそらくマキネスティに近い)であることが予想されます
また、デロンギ「KG-100」の一番細かい設定との類似性も特筆すべきでしょう。
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| フジローヤル「みるっこ」は、カリタ「ナイスカットミル」と並んで、業務用グラインダーを小型化したような、家庭用グラインダーの高級機として知られています。その反面、これらはドリップ式の豆挽きを想定したグラインダーであり、エスプレッソには不十分であるとの声もあります。実際はどうなのか、調べてみました。 |
フジローヤル「みるっこ」(一番細かい設定)
かなり粗挽きの粉が混じっていますし、粒度にばらつきがあります。ブラウン「KMM-30」(一番荒い設定)に似ています。ドリップ式はもちろん、直火式のエスプレッソ用
にも対応できますが、このままではポンプ式のエスプレッソマシンには苦しいでしょう。 |
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| ハリオ「キャニスターミル」 |
ザッセンハウス「#169」 |
ザッセンハウス「All Grain Mill」 |
手回し式のグラインダー(いわゆるハンドミル)3機種のデータが届きました。ザッセンハウスのハンドミルには定評があります。「All Grain Mill」は国内では見かけない機種ですが、使用者の方より、ザッセンハウスの中でも特にこの機種がエスプレッソに適しているという推薦があったので、実験対象に加えました。
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ハリオ「キャニスターミル」(一番細かい設定)
ザッセンハウス「#169」(一番細かい設定)
ザッセンハウス「All Grain Mill」(一番細かい設定)
ザッセンハウス以外の安価なハンドミルは一般的に性能が一段劣ると思われていますが、この実験結果からは、ハリオ「キャニスターミル」とザッセンハウス「#169」の間にはほとんど差がありません。そして双方とも、ブラウン「KMM-30」(一番細かい設定)に匹敵しており、家庭用エスプレッソマシン用には十分な性能です。この実験では粉の形状や刃の耐久性については分かりませんが、価格差と前評判からすると意外な結果が出ました。
ザッセンハウス「All Grain Mill」については上記両機種よりも更に細挽きが可能で、細かさのみに着目すれば業務用グラインダーにも匹敵する性能です。
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10.その他の主要な家庭用・業務用グラインダーは?
引き続き3ページ目をご覧下さい。家庭用では定評のあるソリス「マエストロ」や、リオのグラインダー(スターバックス業務用)など5機種のデータを追加しています。全機種の結果一覧については4ページ目に掲載しています。
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