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素敵なエスプレッソに出逢うには

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エスプレッソ・メニューについて

 エスプレッソのお店のメニューはカタカナばかりで分からない!

(簡単に言えば…)
  エスプレッソ、ミルク、ミルクの泡の組み合わせで各種の飲み物ができます。カタカナの名前に惑わされず、中身が何かで選びましょう。分からないときには遠慮なくお店の人に聞きましょう。


(難しく言えば…)
  例えば、エスプレッソに、ミルク及びミルクの泡(ミルクフォーム)を加えるかどうかの組み合わせで4種類のドリンクができます。

ドリンク名 \ 材料 エスプレッソ ミルク ミルクフォーム
カフェ・エスプレッソ × ×
カフェ・カプチーノ
カフェ・ラテ ×
カフェ・マキアート ×

カフェ・エスプレッソ 基本的なエスプレッソ。「カフェ」はイタリア語で「コーヒー」の意味。イタリアでは通常「カフェ」と言えば「カフェ・エスプレッソ」のことを意味する。
カフェ・カプチーノ エスプレッソにホットミルクとミルクフォームを1:1:1の割合(店により異なる)で加えたもの。「カプチーノ」はイタリア語で「カプチン(旧教カプチン派)風」の意味。
カフェ・ラテ エスプレッソにホットミルクを1:2の割合(店により異なる)で加えたもの。「ラテ」はイタリア語で「牛乳」の意味。
カフェ・マキアート エスプレッソに少量のミルクフォームを加えたもの。「マキアート」はイタリア語で「染み」の意味。

 また、それぞれの割合を変えたり、注ぎ方を変えることにより、異なる名前のドリンクとしてメニューに加える場合があります。(但し、個々の分量・割合は店により異なります。)このようにエスプレッソとミルクだけでもドリンクの種類は沢山出来ます。

カフェ・ルンゴ 多めに抽出したエスプレッソ。「ルンゴ」はイタリア語で「長い」の意味。
カフェ・リストレット
又は カフェ・コルト
少な目に抽出したエスプレッソ。イタリア語で「リストレット」は「狭い」、「コルト」は「短い」の意味。
カプチーノ・キアロ ミルクの割合が比較的多いカプチーノ。「キアロ」はイタリア語で「明るい」の意味。
カプチーノ・スクロ ミルクの割合が比較的少ないカプチーノ。「スクロ」はイタリア語で「暗い」の意味。
ドライ・カプチーノ フワフワに泡立てた(空気の多い)ミルクを使ったカプチーノ。
ウェット・カプチーノ トロトロに泡立てた(空気の少ない)ミルクを使ったカプチーノ。
ラテ・マキアート ホットミルクとミルクフォームを先に注ぎ、その上からエスプレッソを注いだもの。(カフェ・マキアートはエスプレッソにミルクフォームで染みをつけるが、ラテ・マキアートはミルクにエスプレッソで染みをつける。)

 更に、各種シロップ(チョコレート、キャラメルなど)、生クリーム、アイスクリーム、各種パウダー(シナモン、ココアなど)、そしてお湯や氷を組み合わせることにより、様々な種類のドリンクが出来ます。他にもリキュールを垂らすとかレモンの皮を添えるとか様々なアレンジが可能です。このようにドリンクの種類は幾らでも増やすことが出来ます。

カフェ・モカ エスプレッソにチョコレートシロップと温めたミルクを加えたもの。更に生クリームを加えることも多い。このメニューはイタリアにはほとんどなく、アメリカで広まったもの。
カフェ・コン・パンナ エスプレッソに生クリームをのせたもの。イタリア語で「コン・パンナ」は「パンナ(生クリーム)入りの」の意味。
ジェラート・コン・カフェ
又は ジェラート・
アフォガート
アイスクリームにエスプレッソを注いだもの。イタリア語で「アフォガート」は「溺れた」の意味。語学的には変だが「カフェ・アフォガート」と呼ぶ店もある。
カフェ・アメリカーノ エスプレッソのお湯割り。このメニューはイタリアにはほとんどなく、アメリカで広まったもの。
カフェ・ロマーノ エスプレッソにレモンの皮を添えて風味を付けたもの。「ロマーノ」はイタリア語で「ローマ風の」の意味だが、特にローマで好んで飲まれている訳ではない。
カフェ・コレット エスプレッソに少量の蒸留酒を加えたもの。「コレット」はイタリア語で「正しい」の意味(酒飲みにとって?)。グラッパ(ワインを作る際に生じたブドウの絞りかすで作る蒸留酒)を使うのが普通だが、他の蒸留酒を使うこともある。

 問題は、同じ名前のメニューでも店によって中身が異なる場合が多いことです。カフェラテにも若干量のミルクフォームを載せる店、カプチーノに必ずシナモンパウダーを振りかける店、カプチーノと称しつつミルクの代わりに生クリームを載せている店、などなど…。

喫茶店カプチーノ

(仮にここではそう呼びます。)
普通のドリップ・コーヒーに生クリームを加え、シナモン・パウダーを振りかけるかシナモン・スティックを添えたもの。日本の喫茶店でよく見かける。まだ日本にエスプレッソ・マシンが普及しておらず、蒸気によるミルクの泡立ても一般的ではなかった頃、日本の喫茶店がミルク・フォームの代用として生クリームを用いたもの。いわゆるウインナー(ウィーン風)コーヒーとの差を付けるためにシナモンの風味を添えたらしい。

 このサイトでもいずれ「メニュー用語辞典」のページを本格的に作りたいとは思っていますが、実際には、幾らメニュー用語を覚えてもきりがないばかりか、現実のお店で違うものが出てくることが多々あります。余り用語にとらわれずに、その店で出しているドリンクの中身が何かを大事にして下さい。

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